ねこ、時々ハーブティー

ゆるーく、身近なハーブや生薬について呟いていこうと思います。

植物性トランキライザー

こんにちは

雨の日は静かで雨音を聞いているのは好きなのですが、なんとなく体調が悪くぼーっとしがちです☔️

昨日から気圧はだだ下がり。これを乗り越えれば来週は晴れが続くそうなので期待☀️

 

 今日は、メンタルに作用するハーブのお話しをします🌿

 代表的なものはパッションフラワーと、セントジョンズワート。他にも色々ありますが、今日はこの2つにします。

 

 パッションフラワーは和名をチャボトケイソウガーデニングをするかたは、園芸品種のほうは見た事があるのではないでしょうか?大きな、時計のように見える薄紫色の花が咲きます🌸

 セントジョンズワートは、和名をセイヨウオトギリソウ。ヨーロッパや中央アジアに自生する、小さな黄色い花を咲かせるハーブです🌼

 

 どちらもメンタルに作用し、精製してサプリメントや薬の原料になったりします。この2つに限らず多かれ少なかれハーブとは端的に言えば薬草で、病院で処方される薬ほど即効性は無くとも穏やかに心身に作用します。

 ハーブティーだから副作用が無い、は間違いです。持病があって医師から薬を処方されているかたは特にご注意ください。飲み合わせや、副作用というものは薬だろうがハーブティーだろうが必ずあります💊

 

 パッションフラワーは睡眠薬ハルシオンと同じハルマンという物質が含まれます。精神を安定させ、寝つきが良くないかたにはナイトティーにおすすめです🌃

 含まれる成分が微量だとしても、相互作用は考えられますので日頃から睡眠薬向精神薬を服用しているかたは飲用しないほうがいいでしょう。薬の作用が強まったり、日中の眠気がでる恐れがあります。

 

 セントジョンズワートは「サンシャインサプリメント」と呼ばれ沈んだ気分を改善して鬱や更年期障害に良いと言われますが、なかなかに薬物禁忌が多いのです😓

 薬を服用していたら、まず飲まないほうがいいハーブだと思います。ハーブティー屋さんで普通に売っていますが私が持っている「メディカルハーブ安全性ハンドブック第2版」では

 安全性クラス2d(特定の使用制限がある)

 相互作用クラスC(臨床的に関連する相互作用が起こることが知られているハーブ)

 に分類されます。私自身、持病があって薬を継続して飲む必要がある身体なのでハーブの勉強を始めた際にこの本を買いましたが、扱いに注意が必要なものと認識しています🚨

 

 中医学に使われる生薬にも上品、中品、下品とランクがあります。効果が高い代わりに扱いに注意が必要なものは資格を持っているかたでないと買えません🐍

 

 副作用が全く無い薬は、正直無いと思っています。それはおそらく、良くも悪くも何にも作用しないはずです。

 飲み込めないほどまずい薬は身体が受け付けないから拒絶してるのだと知人からちらっと聞いた事がありますが、今は薬局さんで今回処方されたものがどんな薬か書いてある紙をもらえますからかえって具合が悪くなる程なら迷わず医師に相談します😓

 身体が慣れたらおさまることもあれば、全くダメなものもありますが人それぞれ体質があるので仕方ありません。自分や家族が口にするものくらいは、それがどんなものか知っておこうと思っています💊