おばあちゃんの知恵袋
鬼滅の再放送を観ながら
藤のおばあちゃんを見てふと思い出したので書いてみます。
喉の痛みには大根飴。
咳には焼いた葱を首に巻く。
鼻水を止めるには白菜の煎じ汁。
打撲には馬肉を貼る。
風邪をひいたら焼いた梅干し。
などなど…
おばあちゃんの知恵袋というやつですね。
ケガをした時の応急手当ての方法ですら私が子供の頃とはだいぶ変わっているようで、新しい知識が次々と出てきている昨今では調べてみたら実は良くない方法だったとされたり、実は効果がない、全く別の効果だったといった事がしばしば…
またそれも諸説あったりするので、迷ってしまいますね。あくまで私個人としては科学的根拠があるか無いかで判断するのもわかりやすいですが、綿々と受け継がれてきた伝承の類もまたバカにならないものだと思っています。なによりそういった知識の移り変わりは、本読みからするととても面白いです📚
「歯が痛む時には痛む歯でクローブを噛む」はハーブやスパイスの本を読んで知りましたが、歯医者さんからするとあまり推奨できないようです。しかし、確かに効果はありました。「歯医者さんのスパイス」と言われるだけあって、局所麻酔のような鎮痛効果があるようです。
もちろん自分自身で実験しましたよ🦷
子供の頃には風邪をひいたら母が大根飴を作ってくれていた記憶があります。
はちみつとスライスした大根をしばらく漬けておくだけですが、大根の痰を切る作用と蜂蜜の咳を止めて肺を潤す作用は薬膳で使う組み合わせのようですね。正式には麦飴を使ったものを大根飴と言うそうですが、どちらも風邪予防や喉枯れに良いとされます🍯
刺身につまを添えるのも殺菌作用だったり食中毒予防だったり。身近な、あらゆるところに生かされている知識ですね。
書いていたら大根飴を食べたくなったので、久しぶりに作ってみました。今日の夜か明日にはシロップが飲めるようになるかな。