ねこ、時々ハーブティー

ゆるーく、身近なハーブや生薬について呟いていこうと思います。

いにしえの媚薬

こんばんは🌙

今日はだいぶ遅い更新になってしまいました😅

 

 今日はかつて媚薬として使われていたカカオについて。少々いかがわしい匂いがするテーマですが真面目な話ですのでご安心を😓

 最近「薬屋のひとりごと」を読みまして、猫猫(まおまお)がチョコレートを媚薬として作っていたので実験したことがあります。主にその時の話です🍫

 

 現在で媚薬というと…、何か香水のような瓶に入ったアレでしょうか?正直、手に取ったことは無いのですがドラマで少々見かけたことはあります。

 うろ覚えですが女性の研修医さんの話で、ドラマの最後は研修医さんのブログが炎上してしまったような。うさぎ?がペンネームか何かだった気がします🐇

 

 それはさておき、まず実験結果から🧪

 催淫作用はともかく、確かに心拍数や血圧が上がって顔は赤みがさし、ほんのり意識が朦朧として恍惚とした様に「ぽやーっと」します💫

 私は下戸なのでパートナーの洋酒を香り付け用で少しもらいましたが、お酒を飲んだ事はありますし酔ったのとは違う感じでした。

 

 実験に使用した材料はほとんど漫画と同じもの。ココアパウダー(無糖)、牛乳、バター、砂糖、蜂蜜、蒸留酒(ウィスキー)、香草油(バニラオイル)

 乾燥した果実が無い理由は、私が作った物は猫猫が壬氏さまに献上したオランジェットでは無く、同一の材料でできる簡易的な生チョコだから🍫。ちなみに猫猫がおやつ用に作ったチョコパン(?)は土地柄から饅頭(蒸しパン)を余ったチョコに浸した物だと思われます。

 同じものを作らないと実験にならないじゃないかー!!😤とも思いましたが、チョコと並行して饅頭を作る元気が無かったのでご容赦を🙏

 

 たまに無料のレシピサイトなどで似たようなものを見かける事がありますね🍫

 感想は正直に言いますと、結果的にやっている事はカフェインの過剰摂取になるので場合によってはちょっと危ないかなという気はします。血圧上昇に心拍数の増加、ふわふわする感じはカフェインの作用です。惚れるどころか一度にたくさん食べると、おそらく救急車を呼ぶ事になるでしょう⚠️

 

   ちなみに味はお高いチョコには劣りますが、普通においしいです(なんだったらかなり好きです😅)

 市販の生チョコサイズに切りわけたものを2個食べて経過を観察し、その後余ったものをたまにおやつで食べていましたがコーヒーやお茶などで他にカフェインを摂らない状態で1日3個程度なら体調に異常はありませんでした。

 

 ※「刺激物に慣れているとあまり効かない」ということですが、私はコーヒー党で下戸の喫煙者。高カカオチョコレートは好きでよく食べます。比較的小柄で痩せ形。

 ※ちなみに、コーヒー党かつ酒飲みで喫煙者のパートナーが1個つまみ食いしましたが、1個で食べるのをストップしておきました。「おいしいけど、たくさん食べちゃダメなやつ」とのコメント。体形は中肉中背。

 

 カフェインが全て悪いわけではありませんし、コーヒーもココアも嗜好品ですからやはり楽しめる程度にしたほうが良さそうです。

 今回の生チョコもどきは、結局チョコレート職人さんのような技術も無い素人が作った「ココア(カカオの粉)を練り固めたもの」ですので「チョコレート」ではありません。つまみ食いされましたが本来は他人に食べさせるものでは無いです😅

 

 食品となると、どうにもハードルが下がる印象がありますが…。欠乏しても過剰でも良いことはありませんね😓

 

 尚、毒味役の猫猫が生存率を上げるために太らされる話で、毒の耐性が体重に比例するのはおそらく本当ではないでしょうか(多分)

 さすがに猫猫のようなマッドサイエンティスト気質ではないので実験台になるのはご遠慮願いたいですが、過剰摂取すると肝臓を壊したり死に至る場合もあるシナモンやナツメグなどその他スパイスの1日の許容量についての記事で少し見かけた事があります📚

 「1日5g程度なら大丈夫」だったり、「蓄積するから概ね1週間で5g程度」だったりと諸説あるなかで「体重×0.1g」だというものがありました。これが1日なのか単純に計算上の許容量なのかはわかりませんが、これに従うのであれば50kgの人で1日5g。…そんなに摂取することって普通に生活してたらまず無いです。

 

 かつて肝臓に良いからと毎日ウコンの粉を飲んだ方が過剰摂取で肝障害になったり、スパイスかけすぎた牛丼で問題になった動画があったりはしましたが…

  本来は臭み消しや食材の保存性を高めたり風味を楽しむものなのでそんなにドバドバ料理に使ったり食べたりする物では無いです😅